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【新刊】ライトノベルから見た少女/少年小説史

すっかりご無沙汰しております。
新刊の刊行が決まりましたので、ご報告いたします。

笠間書院さんから文芸批評の単著を出すことになりました。タイトルは、
『ライトノベルから見た少女/少年小説史 現代日本の物語文化を見直すために』です。
(↓詳細は画像をクリックして下さい)


Amazonなどでは10月20日発行予定となっておりますが、
都内近郊は10月15日くらいから、それ以外の地域は16日くらいから、
順次書店さんに並ぶ予定です。

また、11月1日(土)19:30~、ジュンク堂書店池袋店様で、
上智大学の河野至恩先生とトークイベントもいたしますので、
お時間のある方、ぜひお越しください。
(↓詳細はこちら)
https://www.junkudo.co.jp/mj/store/event_detail.php?fair_id=6844

これまで、小説の単著や論集、解説、註釈などの共著は出してきましたが、
実は単著の研究、批評は初めてなので、ある意味でデビュー作といえるかもしれません。
…というわけで、いろいろと冒険しています。
そのひとつが、「現代日本の物語文化」という視点でしょうか。

この問題意識は、ここ3、4年くらい学会・研究会などで発言するときに
ずっと口にしてきたものなのですが、
既存のまんが論、アニメ論、ライトノベル論が、どうしても〈オタク文化〉からの視点で論じられていたり、
まんがはまんが、アニメはアニメ、ラノベはラノベの中だけの閉じた論考
(影響関係論や図像論、技術論……等々)になっているということに、
ことあるごとに批判的な立場をとってきました。

これは、まんが、アニメ、ラノベについて論じる、語る人が手に取る作品が
どうしても、まんが、アニメ、ラノベに偏っていることが多いからなのですが、
実際に作り手にもいる立場からすれば、まんが、アニメ、ラノベの作品を創るときに、
まんが、アニメ、ラノベだけを見ていれば良い…というわけにはいかないわけです。

つまり、〈オタク文化〉というのはあくまで仮構された作者―読者共同体の論理であって、
作り手のほうではむしろ、小説だって読めば実写のドラマや映画だって見ている、
〈オタク文化〉として論じられてきたこと以外の様々なメディアにある要素を作品の中に組み込んでいる、
逆に、そうでなければ、新しい作品を創り出し、創作の現場で生き残っていくことはできないわけです。

ですから、そういった〈物語〉の様式をもつさまざまなメディアに目を向けなければ、
日本のまんが、アニメ、ラノベ文化ついて考えることはできないのではないか……
と、いうことで、それらを横断的に考えていこうという方向性を、
「現代日本の物語文化」についての論考と呼んでいます。

その意味でこの本は、これまでのまんが論、アニメ論、ラノベ論とは、
かなり大きく異なる視点からの文芸批評になっております。

いろいろな意味で物議を醸すかもしれませんが、
もし書店などで見かけましたら、手に取って頂ければ幸いです。

それでは、どうぞよろしくお願いいたします。

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プロフィール

大橋崇行

Author:大橋崇行
文学、ライトノベルなどなどについて、徒然にかいています。
プロフィールの詳細やコンタクトにつきましては、個人HP(→「泉月亭」)をご覧下さい。

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